新型コロナウィルスへの非常事態宣言を受けてこのLAPISも3月から5月6日までお休みにしています。
誰もこないアトリエを目一杯に使いながら、一つ新たな取り組みを始めました。
何だか骨折をしてギブスをあてがっているような物々しい様子です。一体何をしているのでしょうか。
これで少し様子は分かりますか?曲げた木を貼っているところです。

次々と貼り付けてゆきます。仰々しい感じですよね。まるで歯の矯正と言ったところです。木が痛いと言っているようです。
ここまでくれば何だか分かりましたでしょうか?オリジナルの少し優雅なアーチ型額縁です。実は上と下の繰り型も自分で作ったので思っていたよりも結構大変でした。

これは中の絵の支持体です。sizing(サイジング)という工程です。、膠止めとも言われます。まるでクラゲみたいです。

貼り付けるとこんな感じですね。
ようやく額縁の木地のベースはできました。
次に画面の支持体の地塗りも完成!左右にあるのはプラスアルファの画面です。続きはまた!