土曜日の生徒さんで
羊皮紙をイギリスでWhole Skinといって1頭の羊の皮まるごと買って来られました。
この1枚から支持体が2つとれたので、これから2つの作品に取り組んでゆきます。
羊皮紙とは、ご存知かとは思いますが、14世紀に紙が一般に広く使われるようになるまで、ヨーロッパで使われていた獣皮の1つです。現在では貴重な品です。
表皮と内側の脂肪分をそぎ落としてご覧のように綺麗な乳白色になります。まだ、端の形が動物を連想します。
湿気を含むとカールしてしまうため、板に貼り込んで支持体にします。2枚とることができました。
画面の状態です。

輪郭線が描きいれられました。「マギの礼拝」です。いよいよ彩色の始まりです。