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色彩の本

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絵画にしろ、額縁にしろ、何れにしても「色」とは切っても切れない関係があります。
わたし自身も幾つかの色彩の本を読んでみましたが、なかなかシックリとは来ませんでした。
先日Book 1stに立ち寄ってみたところ1冊の本が目に留まり、そのタイトルは「配色の教科書」です。
色彩文化研究会が著者で、パイ インターナショナルが販売元です。教科書というタイトルから軽く構えて一読してまた、本棚に戻そうとしたところ、英字のタイトルは[The History of Color Harmony Theory]とあります。直訳すると「配色理論の歴史」です。もう一度本棚から取り出して中身を注意深く目を通してみたところ、その内容があまりにも素晴らしく、アリストテレスから始まる「色の調和」について様々な方達の理論の紹介が展開されています。私たちの周囲には「色」にまつわる様々な情報が溢れていますが、その情報がどのようにして理論として発見されて、展開されてきたかが、丁寧に紹介されています。内容はかなり高度な部分もありますが、色彩に関わる方は必携だと思います。すぐに購入してしまいました。私もかなりの衝撃を受けた本です。まだ、大きな本屋さんに置いていると思いますので、是非手にとってみて下さい。    筒井

by johanesvermeer02 | 2019-02-04 10:34 | 生活
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