このタベルナクル額縁(祭壇型額縁)は生徒さんに注文を受けて制作をしています。
タベルナクル型の額縁はあまりなじみが無いかも知れませんが教会の祭壇をそのまま
小さくしたような形の額縁です。
四角の額縁に比べて複雑な形態をしていて上の三角部分はまさしく天を指す力を感じさせます。
多種多様で様々な形をした魅力的な額縁が数多くあります。
まだ、枠の木を組み始めた状態。
屋根の部分をようやく組み立てた状態です。
まだまだ道は遠い。
ようやく全体の形が出来上がってきました。
このタベルナクル型額縁は個人の邸宅や部屋に信仰の対象である聖画などを飾る為に
用いられたと言われています。まさしく一つの建造物のようです。
注文のタベルナクル型額縁の木地がようやく完成しました。
前回の状態から両翼の部分をカットしてややすっきりした形となり、四角の絵画の部分がより引立つような効果になった気がします。
あとは生徒さんに委ねて完成を楽しみにしています。