人気ブログランキング |

装飾写本のはじめ  ー土曜日コースー

土曜日の生徒さんで
羊皮紙をイギリスでWhole Skinといって1頭の羊の皮まるごと買って来られました。
この1枚から支持体が2つとれたので、これから2つの作品に取り組んでゆきます。

羊皮紙とは、ご存知かとは思いますが、14世紀に紙が一般に広く使われるようになるまで、ヨーロッパで使われていた獣皮の1つです。現在では貴重な品です。

b0205287_20525824.jpg
表皮と内側の脂肪分をそぎ落としてご覧のように綺麗な乳白色になります。
まだ、端の形が動物を連想します。
b0205287_20530395.jpg
湿気を含むとカールしてしまうため、板に貼り込んで支持体にします。
2枚とることができました。

b0205287_20530741.jpg
これからどのような写本芸術が現れるかお楽しみに!









# by johanesvermeer02 | 2019-05-11 21:09 | 絵画 | Comments(0)

制作の裏側 木曜日講師 滝口

アトリエラピス木曜日講師の滝口です。
初めてブログを投稿させていただきます。

去年のラピス展に出品させていただきました、ゴシック風額縁の制作過程を紹介させていただきます。

b0205287_19424169.jpeg
ゴシック風額縁とフラ・アンジェリコのボスコ・アイ・フラーティの祭壇画一部模写

この額縁の構想を初めてから完成までは約3年の月日を費やしました。勿論毎日作業をしていた訳では無く、全く制作出来ない時もありましたのでこのように制作期間が長くなってしまいました。

そもそもこの額縁を作ろうと思い立ったのは、土曜日講師の筒井先生が以前に作られたフランボアイアン額縁に憧れた所が大きかったです。又ゴシック期の豪華絢爛で装飾が細かい額縁は現存数が極端に少ないという所に興味を引かれたからでした。
結局模刻をしたくても資料数が限られ、写真等もあまり質の良い物が見つからなかった為、ゴシック建築を参考にしながらオリジナルの額縁を制作する事にしました。

b0205287_19581425.jpeg
実際に作った設計図

b0205287_19594932.jpeg
大きくなってしまうので厚みを出しながらどうやって軽くするか、が1番の課題でした。

b0205287_20022602.jpeg
バラ窓も全て手作業で一枚一枚開けました。

b0205287_20044933.jpeg
筒井先生のアドバイスも多分に取り入れやっと生地が完成。ここまでがとてつもなく長かったです。
私の力量と初めての複雑な額縁制作で当初予定していたものよりゴシック感が薄くなりました。

b0205287_20082440.jpeg
石膏を塗り終えたところ。

b0205287_20095217.jpeg
地道に金箔貼り、磨いて…完成!

こうして思ったよりも立派な作品に仕上がってくれたのでした。
制作を通して手際が悪かった所や改善点が多々出てきました。この作品はこれ以上作るつもりはありませんが、他の作品を制作する時に大いに役に立つ事と思います。

長くなりましたが、お読み頂きありがとうございました。

木曜日 たきぐち

# by johanesvermeer02 | 2019-04-18 19:38 | Comments(0)

2種類のトートバッグ

火曜日の奥秋先生が
LAPISのトートバッグをプリントしてくださいました。
皆さんは、よくこのバッグに習い事の材料を入れて教室に通っていただいています。
もし、電車の中などでお見かけしましたら、どうぞお声がけください。

b0205287_13145824.jpg


# by johanesvermeer02 | 2019-03-10 13:20 | 生活 | Comments(0)

色彩の本

b0205287_10155607.jpg


絵画にしろ、額縁にしろ、何れにしても「色」とは切っても切れない関係があります。
わたし自身も幾つかの色彩の本を読んでみましたが、なかなかシックリとは来ませんでした。
先日Book 1stに立ち寄ってみたところ1冊の本が目に留まり、そのタイトルは「配色の教科書」です。
色彩文化研究会が著者で、パイ インターナショナルが販売元です。教科書というタイトルから軽く構えて一読してまた、本棚に戻そうとしたところ、英字のタイトルは[The History of Color Harmony Theory]とあります。直訳すると「配色理論の歴史」です。もう一度本棚から取り出して中身を注意深く目を通してみたところ、その内容があまりにも素晴らしく、アリストテレスから始まる「色の調和」について様々な方達の理論の紹介が展開されています。私たちの周囲には「色」にまつわる様々な情報が溢れていますが、その情報がどのようにして理論として発見されて、展開されてきたかが、丁寧に紹介されています。内容はかなり高度な部分もありますが、色彩に関わる方は必携だと思います。すぐに購入してしまいました。私もかなりの衝撃を受けた本です。まだ、大きな本屋さんに置いていると思いますので、是非手にとってみて下さい。    筒井

# by johanesvermeer02 | 2019-02-04 10:34 | 生活 | Comments(0)

火曜日講師の 個展案内

火曜日講師の奥秋由美先生の個展の案内です。

お近くにお越しの際には是非お立ち寄り下さい。

テンペラ画の作品も多く展示しています。

b0205287_10045045.jpg

b0205287_10044416.jpg





# by johanesvermeer02 | 2019-02-04 10:07 | Comments(0)